top of page

​海外旅行の記録

あこさんの

2022/05/20

執筆者の写真: あこさんあこさん

メシマズの国として有名なイギリスですが、今回の旅行でハッキリと解りました。昔のことは良く解りませんが、とりあえず現在に関しては大きな誤解ですね。確かに所謂元祖イギリス料理は美味い物無いのかもしれませんが、もともと食に興味の無かった国だったのかな……所謂美食の国から黒船来航してて、今は普通に美味しい物食べれます。

日本を発つ時、英語の先生(ロンドン出身の先生)に、フィッシュアンドチップス以外のロンドンで食べるべきローカルフードを聞いた所「サンデーロースト」と言っていました。ヨークシャープディング付きの肉料理で牛・豚・鶏・ラム……なんでもあるらしいです。残念ながら、独り旅だったのでちゃんとしたレストランにふらりと独り入る勇気も無く、今回の旅では食べれなかったんですが、(行ければ……ですが)2月の息子君との旅行で食べれれば食べたいと思います。

今回はステレオタイプですが、ロンドンと言ったらフィッシュ&チップスだろうよ!ってことで、帰る前日にようやく食べる機会を得たのでw食べて来ました。

Rock and Sole Place…。割と老舗のお店のようで、日本人の旅ブログにはちょこちょこ登場します。フィッシュ&チップスのフィッシュって鱈だとばかり思っていたんですけど、実は物凄くいろんな魚があるってこのお店行って解りました。てか「フィッシュ」ならなんでもいいんじゃんって言うねw。英語力の問題で全部の魚チェックした訳じゃ無いんですが、サーモン(鮭)やキャットフィッシュ(鯰)なんかありましたね。

私は冒険する勇気も無くて無難に鱈👉️cod fishを注文しちゃいましたけど。(;^ω^)

朝一で行ったので、お店が開いたばかり。

外にテーブルで食べる席もあったし、レストラン内部にもイートインはあったんですが「まだだめ」って言われて、テイクアウトボックスに入れられてしまいました。ちぇっ。

イギリスに留学してたお友達が「ビネガーかけるととにかく美味いから試してみろ」って言ってたんですが、ビネガー、テイクアウト用のポーションになっているわけでもなく、ドンと瓶に入っててその場でバシャバシャかける感じ。せっかくの揚げたてがなんか勿体無いのでちょっと遠慮気味にかけてしまった…あーぁ。お店で食べれたらなぁ。その場でかけられるからそんなこと気にせずかけながら食べられたのに。残念。確かにビネガーかけるとさっぱりして美味しいかも。もっとバシャバシャかけてみたかったです。でもやっぱ王道のタルタルソースが好きw。外サックサク中フッワフワの鱈のフィッシュ&チップスは最高に美味しかったです。芋、多すぎだったけどw。糖質の塊を油だ揚げた罪の塊、めちゃ食いしてしまいました。とほほ。

イギリスのソールフードの老舗とのことでお店に行ったんですが、どうも経営者はイタリアンの家族経営らしくw、そっか、だから美味しいのかもよ?とか妙に納得。厨房に居たオヤジのこと「パパ」呼びしてたし。(英語はDad…だよね)ま。何よりしゃべってた言葉がイタリア語だったからな。多分。いや。スペイン語かもだけど。いや……。(根拠無し)とにかく英語じゃ無かったですw。


この後、ふらふらお散歩したりして時間潰しました。

お茶の国イギリスもご時世に逆らうことは出来ないのか、スターバックス全盛…とは言っても、他のチェーンも多いんですよね。日本やアメリカほど多くないかな。お店の規模も日本より小さいし、品揃えもあーんまり良くない。てか。日本のスタバは本国のスタバよりも品揃え良すぎで。(;^ω^) あれがスタバのデフォルトと思って他の国のスタバ入ると「え。あれないの?これないの?」ってショックでかい。あ。でも、イギリスのスタバに売ってた、アイスティー系のやつは日本に無い?👆のはパッションフルーツだったかな…。暑い日にはさっぱり飲めて最高でした。

アイスティー片手に公園ぐるぐる……えぇ。本当にイギリスでは良く歩きました。健康的。

春だったから…ってのは大きいですけどね。ほんと気持ち良かった。気温も景色も。

私の舞台好きは知る人ぞ知る感じですが、実は今まで主にNYばかり行っていたんですよね。ま。理由は「Sleep No More」があるから…なんですがw。今回ウェストエンドに行って思いました。ロンドン…いやウェストエンド良いよ。ニューヨークよりも良いかもしれん。何故って、ニューヨークでヒットした名作をニューヨークでクローズした後もずっと観れるからなんです。

ある意味、二番煎じっぽいし新作がかかり難いって言うのはあるんですが。

ニューヨークで人気があり過ぎてチケットが手に入らない「ハミルトン」なんかもロンドンだったら余裕で観れますし、ニューヨークでクローズしちゃう(しちゃった)「Dear Evan Hansen」や「オペラ座の怪人」はまだまだロングランし続けてますし。確かに新しい物が作られなければショービジネスの世界がしぼんでしまうって心配はあるんですが、そういうのはニューヨークに任せて潔く「良い物」「ヒットした物」を延々ロングランする街があっても良いじゃあありませんか。そういう意味でほんと見知った作品、錚々たる作品群が安定してある楽しい街だな…って思いました。

私的に新作な「Cinderella」や「Back To The Future」など、素晴らしい作品もロンドン発信で今年ブロードウェイに行きますし…。いや。今、ウェストエンド…ロンドン熱いです。あとね、劇場のグレード?もNYより高い気がします。NYって古い…と言うか(ロンドンの方が歴史もあると思うんですが)座席が古かったり、座席が狭くて奥に人を入れる時は必ず立たなければいけなかったりするんですが、ロンドンはリニューアル済みの劇場が多くて凄く居心地が良い劇場が多かった気がします。NYよりも範囲がちょっと大きくて劇場街が点在してるのが、観光客にとっては面倒っちゃ面倒なんですが(NYの方が42ストリートまわりにぎゅっと集まっていますよね…)、劇場を訪ねる散歩をするのも楽しかったです。

羨ましいよなぁ…。これ、ほんの一部ですからね。

今回はミュージカル中心に書きましたが、シェークスピアが生まれた国ですからね。ストレートプレイもめっちゃ盛ん。ロンドンではありませんが、毎年夏に開催されるエジンバラ国際フェスティバルは私の憧れです。いつか行ってみたいなぁ…。ちなみにルーマニアでひらかれる、シビウ国際演劇祭とエジンバラは生きてるうちに行ってみたい2大演劇祭。CGを本気でやってた(…まるで今は本気じゃないみたいですがwww)時は、SIGGRAPHが憧れだったんですけどね。それは叶っちゃったからな。次はこの2つです。いつか…いつの日か……。

いや。まぁ。でも。

これだけ長期間の旅行を度々行けてそれも、こんな自分の好きなことばっかりしてる人生、幸せって考えなきゃいけないですかねぇ。この旅の最中もずっとずっと楽しくて仕方なかったんですが、今振り返ってみてもその幸せを噛みしめてほっこりしている私なのでした。



bottom of page