もともと大人気ない私はヨースケ の大ファン。厚底靴……って言うより、デコ靴が好きだったんですよね。もう10年来のファンです。今回のロンドン旅行もこんなに街歩きするとは思っておらず、満を持してこの靴を選びました。
DEH帰りゴリラゲイウの中、電車に乗ろうと駅へ急いでいた時。
ぱこぱこぱこぱこ……。
なんか踵が浮く感覚が……。(;^ω^)
TBCへ行くために急いでいたので、その時はそんなに気にしませんでした。いや。気にしろよ。(苦笑)もっと気にしていれば、この日に起こる悲劇には合わなかったかも。orz
前日、ホテルで解ってはいたんですw。
見事、厚底が剥がれてるって。厚底部分「だけ」浮くように剥がれてるって。(;^ω^) でも仕方ないじゃないですか。
大きなホテルだったらコンシェルジュに頼むなり何なりして、ボンドでも貸してもらったかもですが、何つったって変換プラグでさえ「無い!」って言われたホテルですよ。靴のボンドなんかあるわけないじゃ無いですかw。…と言うわけで、騙し騙し履いてたんです。
この日は楽しみにしていたウェストミンスター寺院の見学に行こうと思ってました。教会、大好きなんです。結果的にエンタメ鑑賞以外では教会を見て回ったのが一番良かったです。もっと色々行けば良かった。美術館・博物館よりずっとずっと良かった。美術館・博物館は所詮動物園の動物…と言うか。教会の建築も美術も生きてるそれで、最高でした。
…でw。
ウェストミンスター駅近辺だったんですよ。はいw。それが起こったのはw。
よく晴れた天気の良い気持ち良い日でした。ウェストミンスター駅はまわりが「ど」がつく観光地なので、色んな国の人が一杯でした。旗持って回るガイド付きグループも一杯。そんな中、足早に歩く私。
ばこっ!
なんかめっちゃ大きな音がした「気が」しました。転ばなかったけど。前につんのめった。一瞬、何が起こったか解らなかったです。そして。私は理解しました。
厚底が取れた。(苦笑)
走馬灯のように色々考えが巡りましたw。このままの靴ではTBCがやばい。その前に靴買わないと!いや。待てよ。今日のマチネは何より楽しみにしてた「Hamilton」だ!それを飛ばして靴買う時間に当てるとかありえない。今何時だ?そしてここから一番近い靴屋は!?!?
Smile again ありがとう
Smile again 泣きながら
生まれてきた僕たちは
たぶんピンチに強い
なんで嵐……。(苦笑)
とりあえず靴屋を巡る時間も心の余裕も無いと見たのでデパート…。デパートと言ったら!ありがとう!2日前の私!デパート行ってる!あそこにかわいいCONVERSEの靴があったよ!あった!
取れた厚底をリュックにしまい、スマホで現在位置からSelfridesへの道を表示。予約したウェストミンスターの見学時間を過ぎそうだったけど、それより靴が大事ダァ!(ダダーーン!)アホかよw。
いや。その位アドレナリンがブワァっと出て興奮してました。今考えるとほんと頭おかしいw。
左足は完全に靴底が剥がれた状態。右足は厚底のまま。左右、靴の高さの違う状態でロンドンの道を早足で歩く日本人。でも我に帰って恥ずかしがってたら、おそらく恥ずかしくて何も出来なかったであろう状態でした。だって物見うさな観光客が大勢いる観光地でこの状態。ま。可哀想な状態ではあるけどね。でもそうも言ってられない。
丁度Selfridesは開店したばかりの時間でした。3階だった気がする。それも運よく、カフェの階と同じ階だったんですよ。靴売り場。だから良く覚えてた…ってのもありました。Selfridesはコンセプトストアっぽいデパートなので、店員さんが若くてモード系の人が多く、私的にはちょっと苦手な感じではありました。でもそんなこと言ってられない。とにかくツンッとしたお姉さんじゃなくて、芋っぽい優しそうなお姉さんを探し、情に訴える作戦に。
居た。(👈超失礼…苦笑)
お姉さん助けてくれる?そう言いながら、リュックから剥がれた厚底を取り出す私。「OH! MY GOD!」目をひんむくお姉さん。やった!思った通りの反応!そこからはとんとん拍子で買い物は進みました。レジまでは…。
ま。Selfrides、セールをしてたわけでもないし、もともと高級デパートなんですよね。
CONVERSEは高級靴ってわけじゃ無いけど、値引きも無い最新モデルは高い。高いけど。けど。ロンドン物価高ぇえぇぇえぇぇ。300£。約5マンエン?@@;ちょっとどうしようか迷いました。迷ったけど。時間も無かったし…。ロンドンの記念に買いました。
東京に帰って、最大の「私宛の」お土産ですかねw。宝物だな。結構、丈夫なので歩き回る時には履こうと思ってます。
neway!お昼前に靴を手にした私。次の予定の「Hamilton」まではまだ時間がある。
なので。ウェストミンスターまでトンボ帰りw。チケは持ってたんですよ。時間は過ぎてるものの。受付のおばさんに「時間過ぎちゃったんだけどダメかなぁ?」って頭下げて入れてもらいました。すんごい渋い顔されたので、もしかしたらほんとはダメだったのかも。(;^ω^) ごめんよ。
いやぁ。一生懸命、写真、撮りましたけどね。こればっかりは本物見ないとその良さは解らないし説明出来ないですね。空間の広がりや空気や光や…。あとウェストミンスターは英王室との繋がりが濃いので、生前はめちゃくちゃ仲悪かったのに隣に寝ている姉妹王女とかw、時の王の勢いで墓も豪奢だったり大きい小さいが見れてとても面白い。…ってか、死んでまでそんな話を墓見てクスクス笑われちゃう王様・女王様可哀想ね…。…なんて思ったりw。(いや。国民の金で食ってるんだから、その位当たり前かしらねw)
ほんとどこの国行っても教会は素敵なんですが、イギリスもその例に漏れず良かったです。
ロンドン旅行でカフェで食べること多かったんですが、あとペイストリー…菓子パン屋さん?で軽い食事を取ることも多かったです。パン屋さんで食べる時もあったけど、買って公園で食べたりすることが多かった。(ロンドン公園多いので)この日は朝食にNeal's Yardの「St.John's Bakery」でドーナッツとアーモンドクロワッサンを買ってむしゃむしゃ。
私さ。ハワイに4年間居たんですよ。
ハワイのマラサダは美味いんだよっ。いや。ここのカスタードドーナッツも揚げたては美味いのかもだが。ハワイのレナーズ のマラサダを食べちゃうとだめだね。なんか…こう。(以下省略)今、検索してびっくりしたんだが、今、レナーズ、日本にもある のね。(;^ω^) 日本、美味いもの何でもある気がする…。流石美食の国。(苦笑)あ。アーモンドクロワッサンはとても美味しかったです。あとカフェオレも。何より良かったのはこの豚の紙袋。かわええ💗w。
さて!「Hamilton」ですよ!
語ると長いと言うか、Twitterでしょっちゅう語ってて、行けもしないのにBWのHamiltonのチケットの値段調べて一喜一憂してたりしてたんですが、とうとうその願いが叶う日が来ました。長くなるし既にTwitterで何度も語っているのでここには書きませんが、取り敢えず私と「Hamilton」出会いの動画を貼らせてください。
すいませんねぇ。私と付き合い長い方はもう、何度も見てる動画だと思いますw。
あぁ。かっこいい。もう。かっこいい。
ただ蓄電期間が長過ぎた…っていうのもあるかもなぁ…と思っています。素晴らしく良かったし、観れて後悔はありませんし、もう一回観れるのであれば全然喜んで観るのですが、正直、今回の旅で何本か観たエンタメ作品の中では1番じゃ無かったんですよね。
……と言うか、やっぱり新しい作品の方が私は新鮮で上書きされちゃうのかもな…。
ただほんとこの作品はファンの濃度が下手すると1番濃かった作品じゃ無いかな?とも思っています。平日マチネなのに満席でしたし、拍手の熱狂が他の作品とは違うんですよ。
コロナ禍なので、声かけは基本禁止何ですが堪えきれずにw「ブラボー!」出てたしw。声かけ禁止で堪えきれないで出ちゃったブラボーは逆に尊いですよw。
Twitterにも書いてますが、リン・マニュアル=ミランダのやったHamiltonが観たかったです。生で。Hamilton観るまではそんなに気になる存在では無かったんですが、今はもう役者としても好きでしてw。
Youもう、ユダやっちゃいなよって言うw www。多才ですよねぇ。「Hamilton」も好きですが、今、Netflixで公開になってる映画「Tick Tick Boom...!」は私の大好きなジョナサン・ラーソンとのコラボ作品でもあり、彼の作品群の中では一番好きかもしれません。
新作はよw。(…って観れる状態になったらで良いですがw。今公開になっても観れない……。orz)
この日のマチソワ移動はいつになく時間が無くて。終演が17:30。移動に1時間近くかかるので、開演の18:30ギリギリでした。結果的に「Cinderella」が一番ハードだったんですが(機材故障で途中、中断があった)、ドキドキしながらの移動でした。今はもう、役者が最初から出ては来ないから、かなり遅くなってもフォローには影響ないと知っている(「Cinderella」観賞当時はもうその辺りはわかっていたかな。でも焦ってたとは思うw。)ので、割と余裕がありますが当時はそれに気づいていなかったので。
さて。どうしようかな。TBCの話、昨日の続きをしましょうか。靴の話が長かったのでw、サラッと演場に入るまでの説明を。ただ少々ネタバレを含みます。ネタバレが含まれる場合は文字と同じ背景色をつけますので、読みたい方は文字を選択してください。
昨日は「最初の」エキジビジョンエリアについて書きました。
人数が一定人数溜まり、開場の時間が来るとカーテンが開き、奥の部屋へ通されます。
2人の黒マスクが居て、みんなが部屋に入ったことを確かめてからマスクを配り始めます。
このマスクは「SleepNoMore」と共通のマスクで、結構有名なマスクです。
一見以前配られていたマスクと同じように感じますが、コロナ後にアップデートされたマスクです。昔はメガネをかけてこのマスクを被ると被り難かったのですが、メガネをかけても問題なく被れる上に、コロナ対応のフェイスマスク😷をしてこのマスクを被っても裏にクッションがついているため、浮いていて問題無く被れます。
そうだ。これは事前に話しておいた方が良いですね。
上演日の1日前にパンチドランクからリマインダーのメールが来ます。
それにはコロナ対応のリマインダーが書かれています。気分が悪かったら検査を受けるように…と。陽性が出れば証明書さえあればリアレンジしてくれるそうです。そして、顔を覆うマスクをして来いと言われます。KN95 もしくは FFP2 相当のマスクをすることを推奨されます。FFP2は欧州規格の医療用・粉塵用マスクでKN95は中国基準の医療・粉塵用マスクです。私はそこまで厳密なマスクはして行きませんでした。不織布のマスク。でも特に問題視はされません。てか、こんな厚手のマスクしたら息苦しくて走れないだろうなぁ。(;^ω^)
…と言うことで、フェイスマスク😷はして👆このマスクを上からします。
以前のマスクは日本のお面のような、1点止めのマスクだったんですが、新マスクは3点止めなので安定感は抜群です。
た・だ・し!以前はこのマスク、終演後もらえたんですがTBCでは回収されます。なぜ私が持っているか…は…いずれ書きます。てかこれはきっと、鍵付き日記の方へ書くべき内容ですねw。
このマスクをもらって奥に移動すると、奥で黒マスクからある説明があります。
「Sleep No More」体験者は「エレベーターに乗る前に受ける説明」ですね。被ってるマスクは外しちゃだめ、しゃべっちゃだめ、記録しちゃだめ…。そして、この体験は個人的な体験(individual experience)なので、仲間と一緒に来てても別々に見学することを推奨すること。中で何かあったら黒マスクをして、IDカードを身に着けている係員が居るからその人に聞いてくれ…などなど。説明を受けます。
一通り説明を受けてしばらくすると、扉の上の白い■がぼうっと光ります。
この白い■が次の部屋へ続くマークになります。ここからちょっとネタバレ。
SNMではエレベーターがどの階に止まるか解らないので、スタートが運によって決まるんですがTBCにもこのシャッフルがあります。「ギリシャ軍野営地」に出る入口と「トロイの街」に出る入口。その2つがあります。実はこの部屋でシャッフルが起こります。2階の部屋へいく扉の■が点灯した場合は「トロイの街」へ出ます。そのまま1階の奥へ続く扉の■が点灯した場合は「ギリシャ軍野営地」へ案内されます。
昨日、言葉を濁しましたが、1番グループは必ず「トロイの街」へ案内されます。
観方にもよるんですが、「トロイの街」のキャラクターの方が1:1を持ってるキャラが多かったり、オリジナルのストーリーを持っているキャラクター(ギリシャ悲劇をベースにしていないキャラクター)が多かったりするので、初心者は「トロイの街」をおススメします。SNMで言うところのガロウグリーンっぽい感じですね。
2番グループからどちらに案内されるかは運なので「ギリシャ軍野営地」にたどり着いてしまった場合、自力で「トロイの街」へ行く必要があるのですが、1番グループは必ず「トロイの街」行なので、まだあまり良く内部が解っていない時は1番グループになることをおススメします。
2番目、3番目と展示品とアナウンスがある部屋へ案内されます。
待機エリアとは違い、テキストの展示物はありませんが英語のアナウンスによる説明がなされます。要約すると、この「Burnt City」は五感全てを使って見学する、ギリシャ悲劇のエキビジョン(展示)である…。みたいな。
そして。演場に案内されます。
ここから3時間の演技への参加になります。
明日の金曜日は週末だからか、チケットが取れなくて行けませんでした。でも土曜日はマチソワしたので、この日はちょっとがっつり説明をしようかと思います。ネタバレはどうしましょうかねぇ?伏字にしても良いんですが、伏字だらけの文章は読む意味無い気がするのでw。ちょっと考えますw。