ロンドン2日目。もともとショートスリーパーなんだけど、ワクワクと時差といろいろごちゃまぜであまり寝られず。とりあえず街歩きしちゃえと朝早くから出かけました。天気が悪かったり、気候が暑かったり寒かったりしたらまたちょっと違ったかもしれないですが、私が滞在した5月はほんとに街歩きに最高でした。正直、朝晩はかなり冷えるので持って行ったコーデュロイのショートジャケットやスプリングコートが大活躍で、ロンドンファッションバリバリ……ロックな感じ革ジャン着たおじさんや結構モコモコのダウン着た人とか現れる位だったんですけど、昼間、20℃越えると逆にタンクトップやチューブトップの人とか出てくる(極端なんだよw)ので、日本の春先の洋服でちょうど良い感じでした。ま。「今年は…」なのかもしれないけど。
ロンドン市内に入ってブラブラ。お店は開いてなかったんだけど、調べてあったバンクシーを訪ねて歩いたり。公園をふらふらしたり。ロンドン北部からだんだん川の方に歩いてゆく感じで。
この日はですね。Selfridgesって言うデパートにあるレストランの朝食を予約してたんですよ。予約は10時。ちょっと早めにSelfridgesに着いちゃったんですが、これが嬉しい誤算でした。
古いデパートでは無いので歴史的な物は無いっぽいんですが、コンセプトがアートと密接で色々な企画をやっているようなんですよね。道路に面した部分がずーっとショーウィンドウなんですが、そこのディスプレーがとにかく楽しかった!(まぁ。私が好きなタイプのアーティストの展示だったってのが良かったとは思うんですがw。写真はクリックしてもらえばクリップせずに全体が見れます。)
👆動くのとかあったりして!ずーっと見てても飽きなかったですw。
入ってみて分かったんですが、ちょっと個性的なデザイン重視のラインナップでバイヤーが偏った選択をしてるっぽいですね。普段使いじゃないけど、見てて楽しい感じの商品が揃ってる。ちょうど、マークジェイコブスが商品に合わせたコンセプトエキシビションをやってたんですが、👇これですもんw。アクアフレッシュw?洋服関係無くねw?まぁ。夏物なんで、色が…合ってるんですかねw?
あ。ドアマンも凄くおしゃれで。思わず一緒に写真撮ってもらっちゃいましたw。
んー。でもな。おしゃれ加減がイマイチ解らんな💦。(クリックしてもらえば写真、全体が見れます。)コートとシルクハットめちゃくちゃおしゃれだったんですよー。お鬚もきれいにかりそろえてて…。この日の朝は寒かったんでコート着てたんですが、次に行った時は夏仕様だったし違うお兄ちゃんだったので運が良かった。このお兄ちゃんに「写真撮らせてくれる?」って言うと「いいよ(カメラで私を撮ってくれようとする)」「違う。違う。With Youよ!」って言うと驚いたように「僕と?」って言って照れくさそうにカメラに納まってくれましたw。(人´∀`)アリガート♪
さて!問題は朝食ですよ!
私ね。Twitterでカフェの写真を見たのが最初だったんですよね。藤の花の写真。「をを!見たい!」ってなってw。調べて行くうちに、いやぁ、海外旅行系のおしゃれブロガー・おしゃれインスタグラマーは大体載せてるカフェで(カフェの名前、無いんですよね…。多分。予約した時もカフェの名前は載ってなかった。)、所謂「バエ」系カフェらしい。👉右端の写真はネットに落ちてたのをもらいました。綺麗ですよねぇ。
いや。でも……。
バエは良いけど、おいしく無いんだったら行かねぇよぉ…って思ったんですが、いっしょに載ってる食べ物の写真も実に美味そうで。(じゅるっ)行ってみました。
う …… う ま い !
誰よイギリス飯マズの国とか言ったのw。ほんと美味しかったです。
デニッシュのほんのりバター味が表カリカリ中身はじゅわっとジューシーなフレンチトーストに春が旬のベリーたち。甘すぎるホイップとか乗ってないのも好感度高いw。あえて言うならちょっと高いですかねぇ。(;^ω^) ただまぁ。なんかロンドンは物価高いので値段に関しては良く解りません。旅の初期だったんで、高く感じただけかも。ここの朝食はおススメです!
さて。こっからこの日はトラファルガー広場前のナショナルギャラリーへ。なんかね。だんだん曇って来ちゃった。まぁ。雨にはならなかったんですが。こういう天気多かったです。朝、雨ざーざーだけど昼からピーカンとか。夕立みたいなゴリラゲイウでどざーーーーっ!って降ったかと思うと、1時間後にはぴたっと止んだり。思っていた「じめじめじとじと……」って降り続くタイプの雨は一回も合わなかった。
イギリスも温暖化の影響受けてるんですかね?
地元の人と話すと「5月にしては暑いよ」とも言ってました。確かに昼間は暖かいと言うよりは暑い……ですかね?流石に私はタンクトップ・チューブトップな気分では無かったですけどw。
夏が短めなので、すぐ日に焼きたくなるヨーロッパ人らしく、公園を散歩してると5月なのに日光浴して焼いてる人たちが結構居ました。まぁ。確かに程よい日焼けは健康的に見えますかね…。アジアンの美白信仰はちょっと異常かも。
さてさて。目的のナショナルギャラリーです。
ひまわりは東京にもあるし、糸杉も有名な方の夜の糸杉じゃないし、スイレンも京都の方が大きいし……あ。ターナーはなかなか良いのあったけど。けど!何が凄いってやっぱり空間かな。まぁ。ロンドン観光初日なので私はどんどん麻痺してゆくんですがw、歴史ある国の建物はやっぱ違うんですよね。日本だって負けてないけど。光と空気と。その中で見る芸術作品たち。大したことない作品でも(こらっ)、輝いて見えるんだなっ!(こらこらっ)
それにしても、私、選んだコースが悪かったのかな。
割と近現代の作品が多くて、宗教画が余り無かった気がしたんだけど、イギリスはあまり宗教画残ってないのかしらん。ま。確かに文化の中心はイタリア・オーストリア・フランスでルネサンス期のイギリスは田舎の島国ではあったけれど(おいっ)。それでも言うてもグレートブリテン王国だからな。もっとあってもおかしくないのに。なんかちょっと残念な気持ちでナショナルギャラリーを去った私なのでした。
ま。その思いも後半の教会巡りで補完されるんですけどねw。
さぁさぁ。さらっとナショナルギャラリー見学を済ませてw、ロンドン旅行のメインイベントであります!エンターテイメント巡りがここから始まります!ひゅうひゅう!
光栄なる第一弾作品は「&Juliet」!作品が劇場にかかった時から観たくて観たくて仕方なかったんですよ。トレーラー👇も最高にクール!
ブリトニースピアーズの「Baby One More Time」もボンジョビの「It's My Life」も世代なので、血沸き肉躍るやつなんですけどw。なんと言ってもその設定ですよね。
シェークスピアのロミジュリで、もしもラスト、ジュリエットが死ななかったらで始まるコメディー。
あれ?これ、どっかで聞いたことあるなw。野田さんの「Q」じゃねw?
いやいや。コメディーじゃないですからw。「Q」は。あれも名作だけどね。(今年2回も観ますよ。えぇw。)
今回の旅行で観ようと「決めていた」エンタメのひとつです。最大の目的は「The Burnt City」を観ることですけど。奇しくもTBC観る前にこちらは叶っちゃいましたw。(TBCは月曜日休演なんですよね💦)古い劇場でしたが……いやぁ……古いけど重厚で良い劇場だったなぁ。トイレも売店もほんとボロイんですけどね。劇場と劇場の椅子はボロく無いんですよ。これ、ほんと素晴らしいよね。音響も良いし。
メインの感想はTwitterで👈長々語ってるので(苦笑)そちらをご覧ください。(;^ω^) いや。良い意味で裏切られました。ものっすごく感動して後半、泣きっぱなしでしたよ。コメディーですけどね。刺さるんです。女性は特に刺さると思う。だって「【&】Juliet」ですものね。(謎)この題名も秀逸ですよ。
なんでこの作品、BW行かないのか不思議。変な映画作品リバイバルする位だったらこういう作品やって欲しいよね。(あ。BTTFは楽しみだし、「ゲーム・オブ・スローンズ」も楽しみですがね。)
日本も来ないかな。
まだトニー賞取ってないから安いと思うんだけどな。曲の方の使用がメンドイのかしら…。BWで公開される前に日本でやりましょうよ。うん。
素敵な素敵な第一弾エンタメ鑑賞を終わり……そして緊張の帰路へ。
WEのソワレ、BWのソワレ並みに遅いんですよね。ドキドキでした。地下鉄。まぁ。同じ方向の観客が流れてゆくので、その流れに乗れば孤独にはならないってのはBWの時と同じなんですが。それでも久々の海外旅行でしたし。アジアンヘイトの件も気になっていたし。
結果「幸運にも」事なきを得て無事ホテルまでたどり着けました。そう。私は幸運だ。何も合わないのは…。そう思ってましたよ。緊張感は最後まで抜けなかった。ロンドン市内よりもウーリッジの駅近辺の方が怖かったですけどね。人気が少ないし、なんとなく低所得層が多い感じもしていたし。
そして…。疲れ果ててはいたものの。充実した一日を噛みしめて眠りへつきました。まる。