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​海外旅行の記録

あこさんの

2019/08/13

執筆者の写真: あこさんあこさん

アウトレットへお買物。ままんのリクエストで。

ウッドベリーコモンって言うアウトレットに行きました。NYはマンハッタンには流石にアウトレット無いんですが郊外にいくつかあります。狙い目はニュージャージー。隣の州なんですが、かなり近いです。なんで狙い目かと言うと消費税。ニューヨークは8%なんですがニュージャージーだと6%。ニュージャージーのオススメアウトレットはThe Mills at Jersey Gardensですね。アバクロとか入ってるし。ただ、私がウッドベリーコモンにした訳は、このアウトレット、ヨーロッパ系のお店も出店してるらしいんですよ。ままんはヨーロッパ好きなのでこちらにしました。

​バスは1時間位なんですがあまり数が出てないので、6時起きの7時宿出発でバスターミナルへ。途中、Curveと言う、24時間ブレックファストを扱ってるデリで朝ご飯。フルーツワッフル。普通w。不味くは無い。キャッシャーの親父がイタリアンの調子のいい親父で、朝からハイテンション。デリの親父ってこう言うの多い気がするんだけど気のせいかなw。。


バスに揺られること1時間。郊外に行くレーンだったので、ラッシュにも巻き込まれず無事到着。ちなみに逆のレーンは1㎜も動か無い感じで、相変わらずの交通事情の悪さに苦笑させられた。NYに来るようになって何年経ったろう…。治安は劇的に良くなったと思うが交通事情は悪くはなって無いが全然良くなって無い気がする。渋滞も凄いんだが、道の悪さ。日本が良すぎるって話もあるが、物凄く揺れる。ズッコンバッコン揺れる。なんなら頭が天井につくんじゃ無いかと思う位飛び跳ねることもある。NYの街の古さを感じる瞬間かなぁ。景気良さそうなのにな。工事やってもやっても意味ないからやら無いのかねw。

あ。そだ。これから行く、アウトレットのHPのアドレス、貼っておこうっと。👉ココ

↑のマップに行きたいなぁって思ったお店の配置を一応、マークはしたんですが、どうやら時期によって配置は変更になるみたいなので、参照するなら公式HPで。

この日は実は雨でした。いや。雨で良かった。 渡しの体感でNYは東京よりずっとずっと涼しいんですけどね。ちなみに最高気温はだいたい29~31℃の間をうろうろ。え。暑いじゃん…って感じですが、湿度が低いのと海風が結構あるので過ごしやすい。でもね。アウトレットは内陸部だし、遮るものが無いだだっぴろい平地だし、店に入ったら入ったでガンガンに冷房効いてるし…で。極寒と猛暑を行ったり来たりにならないか心配してたんですよ。ところが雨だった。正直上着着ても良いかも?って言う位涼しくて、雨に打たれて見せに入ると寒くてねぇw。

お買い物はあーんまり興味ないんですが、ほとんどお兄ちゃん用の衣類を購入。自分用にはUGGのブーツ。シーズンオフなので60%オフとかでした。

良い買い物したかな。

居るはフードコートで巨大サラダ。

さすがNY。「Just Salad」とかが出店してた。意識高いw。NYは地下鉄が発達してるってのもあって、歩く人が多いからみなさんスマート。特にマンハッタンはコールドプレースジュースのお店やビーガンのお店などサラッとあってダイエットに気を使ってるイメージ。良いことよね。ファッションもあるけど健康に気をつかってる感じで素敵。

お昼を食べて早々にマンハッタンへ。この日は特にこの後予定も入れずにホテルへ戻りました。あ。私はこの後「日課の」「Sleep No More」通いが待ってるんですが。ちなみに。ホテルから1分の距離にWhole Foods って言うスーパーがあって本当に重宝しました。Whole Foods は意識高い系のスーパーで日本で言ったら紀伊国屋とか明治屋とか成城石井とか…。そういう類のスーパーにあたると思うんですが、それでも食べ物の値段は日本より安い気がしました。デリとか調理品の値段は高いですね。素材系の食品の値段は安い。

マンタッタン、どこへ行ってもお値段高めです。

150mlのエビアン5ドル(540円位)ですよ。信じらんない…。

もともと観光地なので観光地値段になっているとは思うのですが、それにしても物価が違い過ぎる。東京、長年のデフレで物価が相当安くなってるなぁ…と言う印象でした。ここ数年、なんかいろいろ高くなってる気もしますがね。

一昨年3月に来た時にチェルシーのデリ兼スーパーのお兄ちゃんと話したことがあるんですが、マンハッタンは家賃が高すぎて住めないから彼は地下鉄で1時間もかけてロングアイランドの方から通ってるって言ってました。大変だなぁ。

私母と今晩の夜食を買い込み、彼女はホテルに送り届け、今日も元気に「Sleep No More」通い。

今日はあまり写真も撮って無かったし、書く文章も短めなので「Sleep No More」についてネタバレにならない程度に紹介と説明をしておこうかな。このページを見に来て下さってる方は私のSNSからジャンプして来て下さってる方が多いみたいなので、知ってることも多いかもしれないけど。

「Sleep No More」はイギリスのPunchdrunkによって運営されているパフォーマンスで、ボストントライアル後2011年3月からニューヨークのチェルシーで上演されている作品です。最近流行りのイマーシブシアター形式の作品で、地上6階、地下1階からなる劇場で上演されており、観客はその中を自分で歩いて上演シーンを探す形式です。主にウイリアム・シェイクスピアのマクベスに基づいており、ヒッチコックなどのノワール映画からもインスピレーションを得ています。(特に「レベッカ」からの引用は多い)1697年のペイズリー魔女裁判への言及もあります。☞ペイズリー魔女裁判(英語wiki)

開演の30分前に開場。場内に飲酒出来るスペースがあるため入場前に写真入りIDの提示が必要になります。とは言え、未成年も入場は可能。

成人は入場時、手の甲にスタンプを押されるんですが、この時、未成年者はマジックで(見てたら油性マジックだった…w。迷惑。)×を書かれます。これで酒類の購入は出来なくなる。多分、ID忘れちゃった人もこの措置で入場は可能だと思いますね。見たこと無いですけど。写真付きIDって日本人だとパスポートだけになっちゃうんですが、パスポート持って歩くの嫌じゃないですか。特にこのパフォーマンスは場内を歩きまわるんでね…失くしたら大変。「未成年は入場できない」って言うデマが昔はネットに載っていたのでじゃIDは必須なのね…(;^ω^) って思ってましたがそこまで厳密でもないっぽいです。

入城するとまずクロークへ通されます。ここで4ドル必要です。(クレジット払い可能)

スマホの持ち込みは許されているんですが、原則、バックその他小さなポシェットも全部ここで預けないと入場出来ません。私、うっかり小さなポシェット持って入っちゃって、セキュリティーにクロークまで戻された経験があります。結構、持ち込み荷物に関しては厳格。

中でアルコールの販売や最後に売店があるので、お土産など買いたい方はクレジットカードか多少の現金を「ポケットに入れて」持ち込まないといけません。我々はパスポートも持っているのでパスポート預けるのが嫌な人はそれもポケットに入れることになる。なのででかいポケットの服が推奨です。服装に言及したので大事なことを…。これ、「Sleep No More」に関して言うと一番大事だと思うんですが、歩きやすい靴と動きやすい服が推奨されてます。場内走ったり(それも全力疾走)するし、B1からF5まで(建物はF6ですがかなり運が良くないとF6は行けません。)階段を昇り降りさせられます。血糊も飛んだりするので洗濯出来て暗い色の服が良いです。でないと血まみれの服で帰りホテルまで歩くことになりますw。(不審者)ま。ある特定のシーンで血が飛ぶだけなので他はそんなに流血シーンは無いですかね……。服装に関してはそんなに厳格じゃないかな。デート帰りの人とかも居るのでゴージャスなドレス着てる人とかも居ます。でも靴は結構大事。私のTwitter仲間ではジョークになってるんですが、「Sleep No Moreはスポーツ」って言われる位、結構、走る場面が出て来ます。イマーシブシアターなので観方は自由、疲れたら椅子に座ってゆっくり休むのは自由なんですが、走ったり階段を昇り降りした方が「Sleep No More」の神髄は楽しめます。

クロークで荷物を預け、促されるまま進むとチェックインカウンターになります。ネットで予約した人のラストネームを伝えるとチェックイン完了。ここでトランプカードを貰います。私がずっと写真にアップしているカードです。この数の若い順に入場します。12日の説明の時に「ACEが入場した段階で時が動き出す」って説明したと思うんですが、このことです。ACE(トランプの1)を持っている人が場内に入場したと同時に開場する仕組みです。なのでカードの数が少なければ少ないほど観れるシーンは多くなります。たくさん観たい人はチェックイン時間を早めにして、なおかつ早目に列に並んだ方が良い。年々並ぶ人の時間が早くなっているような気がしてるんですが…。結構大変。(苦笑)

トランプを持って進むとやたらガタイの良いガードマンが居るので、その人にトランプカードにパンチ(穴)をあけてもらって下さい。そして入場です。ここからしばらく、完全な闇です。音楽も不安をあおるような曲が流れているのでお化け屋敷みたいに感じますがこの通路が最高潮に怖い。他も暗いですが、このまま闇が続くわけではないのでご安心を。

突然、灯りが見え、空間が開けます。プロップスの展示スペース。

ここの家具だの小道具だのは写真OK。私がトランプを撮っているのはいつもここです。

で。そのまま進むと「Mandaray Bar」と呼ばれるお酒を飲めるスペースになります。ここにはトイレもあるので、済ませてください。状灰実は5階とここ2階二か所にトイレあるんですが、初心者は自分が今、何階に居るのか解らなくなるので要注意。ただですね。場内にはセキュリティー兼案内係の通称「ブラックマスク」と呼ばれる人たちが居ますから困ったら彼らに尋ねると良いです。二階への行き方とか教えてくれます。(ブラックマスクに関しては後で説明します)

しばらくはこのバーでまったりします。お酒飲んでも良いですがね。この後走る可能性もあるので私は飲まないですけどねw。

入って右側がカウンター。ここでお酒を注文します。バーのカウンターのすぐ左横奥にトイレが。中央はリザーブシートのチェックインカウンター。きれいなお兄さんお姉さんが立っています。チケット購入時、ちょっとお高いチケットがあるんですがこのチケットを購入すると、このバーのリザーブシートに座れます。私は「中が真っ暗で怖い」…って思ったことはあんまりないんですが、やっぱり闇に対する耐性は個人差があるので内部の暗さに耐えられなくなる人は居ると思います。その場合の救済にこの空間が設けられています。上演時間は約3時間。ジャズシンガーが歌ってくれる時もあるらしいので、ここでお酒をゆっくり飲んで待つってのも一つの手です。もったいないけどw。あ。あと、占い師さん(彼女は役者ですがw)も居るかもなので占ってもらうってのも良いかもね。

向かって左側のちょっと大き目なソファーはノンリザーブシート。ここはシートをリザーブしてなくても座って待てます。あと、リザーブシートには名札が置いてあるんですが、中には何も置いていないシートもあるので、そこには座っても大丈夫です。怒られませんw。

シートをリザーブするべきかどうか…は個人の判断に任せますが、上演中はほぼ戻らないし、終演時間も遅いので私はバーで喋ることはあmりないですね。でも経てばホテルが違う仲間と来てたり…ローカルの人たちが混ざってたり…そしたら終演後、リザーブしたシートで存分に話すのは楽しいかと思います。

しばらくすると酔っぱらってへべれけになったタキシードの男が舞台に登ります。(もちろん演技w。俳優さんです。中で踊ってる有名な人がこの役をやることもある)いろいろ喋るかもしれないけど、注目は数字。(1, 11, 12, 13 は独別な呼び方なので注意。1はACE…11~13は呼ばれるの見たこと無い(私はその時間は入場してしまってバーには居ない)ので解らないですが多分、それぞれJACK、QUEEN、KINGって呼ばれると思います)「Xのトランプを持ってる人、エレベーターへ来て」みたいなこと言われると思います。最近はみんな解っててあらかじめ列になってることが多いんですが、先ほど説明したノンリザーブシートの横に列が出来るのでそこに行ってください。

ちなみに、トイレ行ってたりして遅れてしまったり、聞き逃してしまっても大丈夫。1以降は「1~3の人」とか「1~5の人」みたいな形で呼ばれます。もはやこのシステム、崩壊してる感があるんだけど、グループで来た人を別々のエレベーターに乗せるためのシステムなんですね。だからチェックインの時、グループでチェックインしてもばらばらのカードが配られるんです。ただし。もうお気づきの方もいらっしゃると思うんですが、要はカードの数が多い人に合わせれば一緒のエレベーターに乗れるんです。私は母をアテンドする時にこの手を使いました。闇が怖くて心細い人はこの手を使えば一人で場内をうろつくことは無くなります。

が。ここは強調しておきます。一人で場内を散策した方が楽しいですよ。楽しい…ちょっと違うな。場内では心細いかもしれません。でもね。何が楽しいかと言うと、終わった後の答え合わせが楽しいんですよ。それぞれ違う体験をして、連れの人と「どうだった?」って答え合わせをする楽しみ。これは「Sleep No More」を初めとするイマーシブならではの楽しみだと思います。そのことはエレベーターに乗る時に説明されるんですが。

カードは最近、もうチェックしてない気がするんですが、万が一、見せろと言われた時のために…そして、今回の上演の記念にもなるので失くさないように。列に並んで待合室に入る直前でカード見せろと言われる「かも」です。(多分言われない)

待合室に入る直前で白いマスクが渡されます。最後の被の記録(8月14日の記録)にマスクの写真は載せようと思っているんですが、一公演につき一個もらえるのでね…。うちにはこのマスクが一杯ある。「笑い」って書こうかどうしようか迷った末「苦笑」って書くよ。うん。

マスクは上演中、ほとんど取る機会が無いのでこの時ちゃんとチェックするように。

時々、後ろで留める留め金が壊れてる人がいたり、眼鏡の上からかけるのでそれでまごつく人が居る。この時ちゃんとチェックしてね。

そしてこの部屋で上演に関する諸注意を受けます。もちろん英語なので、一応ここに書いておきますね。

ま。当たり前ですけど、映像・静止画・録音等は一切禁止。メモも含めて禁止です。それから喋っちゃダメ。仮面も外しちゃいけません。困ったことがあったら黒い仮面をかぶったスタッフに相談してください。(注:観客の仮面は白なんですが、内部に黒い仮面で黒づくめの洋服を来た人が居ます。その人がブラックマスクと呼ばれるスタッフです。この人には喋りかけて大丈夫)ホテルの住人には触っちゃダメ。(当たり前じゃんって思うかもしれませんが、かなりキワドイシーンとかあるので、それ目当てにツアーする人とか居るらしいんですよね。最低。)困ったことがあったら、2階のこのバーに戻って来てください。上演中ずっと開いているので。で。一番大事…と言うか、長々説明される部分はさっき言った個人の体験のくだり。この体験は個人個人それぞれの体験(Individual Experience)なのでそれをぜひ楽しんで欲しい。何をするのも自由。みたいなことを言われます。これは言われてないですけど、中の物は全て触れます。なので是非戸棚を開け匂いを嗅ぎ、時には味わい(食べれる物もあります)五感全てを使って場内を楽しんでください。

そしてエレベーターが来て…乗り込む。

三時間の素敵体験が始まります。

ちなみに。(これって言って良いのかな?公式言ってたっけ?でも良いよね)パフォーマンスは「ほぼ(ほぼ…です。違う部分もあります。)」同じ物が3回繰り返されます。3回もあるんだったら全部観れるかな…って思うかもですが…多分、いえ、絶対観切れませんw。そこは覚悟してください。そして何度も通う羽目になるんですw。

見る準備はチケットとって歩きやすい靴を履いてゆく位ですが、個人的にマクベスは誰が出て来てどんな話なのか…位は解ってた方が良いかなぁ…と思います。アメリカ人は学生の時にマクベスを古典英語の授業で勉強しており、そのレベルに合わせて作られているような気がするんですよね。もちろんのシェークスピアの原本を読めとは言いません。出て来ないキャラクターやシーンとかもあるので情報過多になってしまうので。wikiで目を通す位…映画で見る位で良いので一応、頭に入れておいた方が楽しめると思います。

「レベッカ」と「魔女裁判」に関してはかなり上級者向けの情報になります。でも知ってると「あ!これは!(ニヤッ)」みたいなことが起こるかもしれません。

終演後のことを少し。

マンダレイバーは必ず通る動線になっているので、はぐれた仲間と待ち合わせの場所にするのに良いかもです。ただ、まぁ、200名以上の人があのバーに来るのでかなり込み合う。ので、待ち合わせポイントとしては「キャストリスト」「売店」「クローク」があるかな…。上演前、二つあるチェックインカウンターだったところが終演後、向かって右側がキャストリストになります。観た公演の役者の名前が解ります。役名書いてないんだよねぇ。(苦笑)誰が何やったか解らないっちゅうねw。ひとつのキャラクターしかやらない役者さんも居るんですが、そちらの方が少数で大抵演者さんは複数日替わりでキャラクターを演じているんです。で。だらが何をやったか…は公式には発表されていません。(溜息)ネットで漏れ伝わる情報を判断するしかない。でもこれも演出のひとつなんだと思いますね。人種を越えた配役をしてるので、役名にこだわらずその役者を観て欲しいって言う…。

左側は売店になる。売店はあんまり混んでないので、ここは待ち合わせポイントとして良いかもです。

で。クロークですが。窓口が二か所あるんです。入場時、手前のクロークに行った人は退出時奥のクロークへ。入場時、奥のクロークへ行った人は手前のクロークへ行ってください。どっちのクロークへ行っても自分の荷物が出て来る訳ではないって言うのがアメリカっぽいw。日本だったらどっちでもちゃんと出て来るけどなw。

クローク自体は結構、混みあうんですがまぁ。必ず通るし開演前・終演後通して特に変わらないので目印にはなりますかね。

最悪、劇場出口で待ち合わせてくださいw。ここも混みあうし…冬は寒いと思いますが。

長くなっちゃったな。(;^ω^) ごめんなさいね。

日本人はまごつくポイントを列挙してみました。公式HPです。

ぜひみなさんに「Sleep No More」を観て欲しい。そして信者になろう…w。


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